[AWS新サービス] AWS Config, AWS Service Catalog #reinvent
はじめに
おはようございます、AWSチームのすずきです。
本日、AWS re:InventのKeynoteにて発表された
について、紹介させて頂きます。
AWS Configとは
IT運用のベストプラクティスとされる、ITIL準拠した構成管理において求められる CMDB(構成管理データベース)に相当する、AWS上の各種リソース管理機能を提供するサービスです。
AWS Config機能を有効化する事で、AWS上のリソース情報の定期ポーリングが開始され、 S3上に保存されたデータによる変更履歴などの確認が可能となります。
現在、US東海岸のクローズベータ、管理対象もEC2とその関連情報との限定提供となりますが、 昨年2013年のre:Inventで発表されたCloudTrail同様、AWSの管理者にとっては待望のサービスです。
AWS Configへの対応を謳うサードパーティも多数発表されました。弊社も含めたこれからにご期待ください。
AWS Service Catalogとは
IT管理部門向けには、CloudFormationのテンプレートとして管理されるAWSリソース定義や、これらの利用権限をカタログとして一元管理する機能を提供します。
ユーザ部門ではIT管理部門が作成したカタログより、求める機能に応じたAWS環境を必要に応じて起動する事が可能となります。
提供時期は2015年の早期。IT部門による社内SaaS、PaaS的な提供が可能となる事で、パブリッククラウドのより一層の普及が進む事が期待できるサービスです。